2018/10/24 23:20
【多肉植物の育て方】
多肉植物とは葉や茎、根に水分をためられる多肉質の植物の総称で原種だけでも1万5千種以上あり、紅葉するものや花を咲かせるもの、根や茎を太らせるものなど色や形も様々なものがあります。
多くの種類がアフリカやメキシコ、マダガスカルを原産とし乾燥に強く、水やりの頻度が少ないので手間がかからず育てやすいです。
多肉植物には成長する時期の違いで「夏型」「冬型」「春秋型」の3つのタイプに分けられ、タイプによって育て方が変わります。
【夏型】春から秋が生育期で冬は休眠します
日当たり:一年中日なたを好みます。春から秋は風通しの良い日なた冬は日当たりの良い室内で管理します。
水やり:5月〜9月の生育期は土が乾いたらたっぷり与え、冬は月に1回程度もしくは断水します。
温度:5℃以下にならないように管理します。
肥料:5月〜9月の生育期に緩効性肥料を2ヶ月に1回、または液体肥料を水やりのタイミングに適量を与えます。
【冬型】秋から春が生育期で夏は休眠します
日当たり:冬は日当たりの良い室内、春から夏は風通しの良い半日陰で管理します。
水やり:11月〜4月の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、夏は断水、もしくは乾燥気味に育てます。
水やり:11月〜4月の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、夏は断水、もしくは乾燥気味に育てます。
温度:5℃以下 、20℃以上にならないように管理します。
肥料:11月〜4月の生育期に緩効性肥料を2ヶ月に1回、又は液体肥料を2週に1回与えます。
【春夏型】春と秋が生育期で、過ごしやすい気候を好みます
日当たり:生育期の春と秋は風通しの良い日なたで管理し、夏は風通しの良い半日陰、冬は日当たりの良い室内で管理します。
水やり:春と秋の生育期は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬は1ヶ月に1、2回、夏は1ヶ月に3、4回を目安に与えます。
温度:5℃以下にならないように管理します。
肥料:3月〜6月、9月〜10月に緩効性肥料を2ヶ月に1回、又は液体肥料を2週間に1回与えます。
肥料:3月〜6月、9月〜10月に緩効性肥料を2ヶ月に1回、又は液体肥料を2週間に1回与えます。
管理する環境が合うと、生育期には面白いほどぐんぐん成長します。
子株がでてきたら株分けをして増やすことや、大きく成長したものを挿し芽で増やしやすいので、その辺りぜひもお楽しみください。
