2018/10/24 11:04


【観葉植物を育てる3つのポイント】


その1 水やり
土の表面が乾いたのを見計らって与えます。
観葉植物は基本的に乾燥に強いものが多いですが、乾燥に弱いタイプの植物には表面が乾きかけたタイミングで与えます。
その際、土の表面だけを湿らせるのではなく、鉢土全体を湿らせることが大切です。
鉢の底から水が流れ出るまで、土全体を湿らすように与え、受け皿に溜まった水は必ず捨てます。

また、霧吹きで葉水をしてあげると葉が生き生きと育ち、ホコリや病虫害を防ぐ効果もあります。

【季節のポイント】
春:気温が上がり成長が始まると、水分の吸収も旺盛になります。

夏:高温期に入ると鉢土もどんどん乾きます。

秋:気温の低下とともに、成長は緩やかになります。

冬:休眠期に入った株は、乾かし気味を心がけます。
*暖かい部屋で成長を続けている株には、乾いたら水やりをし、乾かしすぎに注意します。

その2 置き場
多くの観葉植物は日当たりの良い場所を好み、室温10〜30℃、湿度40%〜50%前後でよく育ちます。
レースカーテン越しの柔らかい光の入る、風通しの良い場所で管理してください。

日照が不足すると成長が悪くなったり徒長してひょろひょろの姿になったりすることがあります。
窓のない場所や明るさが足りない場所には耐陰性のある植物を選び、2鉢を明るい部屋と1ヶ月くらいを目安に交互に配置すると良いです。


その3 肥料
観葉植物はそれほど肥料を欲しがりませんが、より美しくしっかりとした株をつくる為には肥料を施すことをおすすめします。
成長期に入る春〜秋にかけて粒状の緩効性化成肥料を施すか速効性の液体肥料を水やりの時にあげてもいいです。
なお、肥料はパッケージに書かれた適量を守って施すことが大切です。


環境と管理が良ければ、観葉植物はすくすくと育ち、成長する姿を見ると一層植物との時間が楽しくなります。
まずは3つのポイントから始めてみてください。